なんの根拠もないのですが、「1回で妊娠するんじゃないか?」と心のどこかで思っていた私は、月経前の不快感・体調の変化がないという理由で「妊娠した!」と思っていたんですよね。実際に妊活したいと思って2年は経っていたわけで。随分待った、という感覚があったからなのかな。
月経が始まった日はさすがにお酒を飲みました。1ヶ月も禁酒したのは10年ぶりでしょうか…。
ですが、次に備えるためにアルコールはやはり封印。。。
絶対に排卵してるわけない時期から排卵検査薬で毎日2回チェックしていました。海外の安い検査薬は本当に便利、妊活してるんだゾ!と毎日自分に言い聞かせることができました。
2回目の人工受精は2つの不安があった
②お兄さんの精子は問題ないの?
シリンジで妊娠した人がいるのはネット上では知っていましたが、でもそれ本当なのかな…?と疑っていました。1回目はチャレンジ精神、物は試しだという気持ちだったのですが。
また私は本格的に妊活を始める前に産婦人科で妊娠できる状態かチェックをしてもらいましたが、お兄さんはしていませんでした。
快く協力してくれるお兄さんに「でも精子大丈夫なの?」と疑っている自分も嫌だったので、この不安要素を消すためにもまさこに、2回目で妊娠しなかったら時間を無駄にしないためにもお兄さんの精子を検査してもらいたいと相談していました。
本を買ってみた
そんな疑心暗鬼の状態で手にとった本は「妊活に不妊治療はいらない 産婦人科医も知らない妊娠の新事実」です。
まだ2回目なのに「やっぱり病院で人工受精したほうが良いのかな?不妊治療も視野に入れておくべきなのかな」と思い始めていたんですよね。
この本は出だしからスピリチュアルの要素があり、「あり?」となる方もいるでしょう。私も、「あ、こういう本なのね」とちょっと予想外でした。
念のため申し上げておくと・・・この本を推奨されてる先生には池上明さんという胎内記憶を研究されてる産婦人科医の方もいて、トンデモ系医師とか言われたりとか!合う合わないはハッキリとあると思います。
私はそんな話が好きなので息抜き程度に読んでいましたが、「不妊リフレ」というマッサージは実践しました。
「8割の人が妊娠した!」と本の中で書かれている不妊リフレは、その確率の高さから胡散臭さはありますが。
どちらかというとリフレクソロジーというより下半身の経絡をゆっくりさするマッサージです。
この不妊リフレをまさこにレクチャーし、毎日寝る前に10分間欠かさずしてもらいました。撫でるだけで簡単なのに、10分すれば体がポカポカ、年中冷え性の私の足もポカポカしました。
とか言い出すめんどくさい私なのに(笑)職場の飲み会から帰ってきて眠そうにしてる日もまさこは頑張りました!本当にエライ!
排卵日の特定は完璧だったはず!
妊娠したこの月は、9月18・19・20日、排卵2日前・1日前・当日の3日間、3度人工受精をしました。
お兄さんもできるだけ速く届けようと3日間連続高速に乗って届けてくれました…(涙)
あとは結果を待つだけ。
ただ月経開始予定日の1週間前から足が張ったり体が重くなったり、「あ、これは妊娠してない、月経くるな」といういつも通りの予兆があったので、その日以降諦めてワインやビールを飲んでました・・・。
乾杯、わたし。妊娠してなかったね・・・
「妊婦さんはご遠慮下さい」と書いてることにちょっと迷いもあったけど、リンパマッサージも2時間予約して受けてきました。
体も楽になり、またリセットしよう!と気分転換できていたのですが、妊娠検査薬もたくさん買ったしな~ということで、月経開始予定日1日前に軽い気持ちでチェックすると…
気のせいかな?くらいの色の変化があり、急いでネットで検索。
私が使った妊娠検査薬は妊娠の可能性がなければまったく色の変化はない!ということでした。
「え???」
基礎体温も下がらず高温のままで、予定日を過ぎても始まらず日に日に妊娠の可能性が高くなっていきました。
大量に買っていた妊娠検査薬は排卵検査薬と同じ海外製で、月経予定日2日前から使えるものだったので、念の為にロート製薬から出てる「ドゥーテスト」という月経予定日1週間後から使えるものでも検査しました。
ドキドキしながら1分待ちました・・・
陽性…!!!
友人から「すぐに病院に行っても小さかったら確認できないから1,2週間ぐらい経ってからの方が良いよ!」とアドバイスをもらっていたので、なんとか1週間は待って病院に行きました。
2017年10月14日、産婦人科受診。妊娠6週目で胎嚢だけ確認!
「小さすぎてまだ確認できないねえ~」と言われ2週間後にまた来るように言われました。
いただいた2枚の超音波写真には、赤ちゃんが入ってるだろう袋しか写っていませんでした。なのに、ジーっと見つめて目が離せなくなる。
ただハッピーな気持ちというより2週間が不安で不安で…。まさこは「赤ちゃん元気だよ!信じよう!」と前向きでしたが…。
小さな危うい生命が誕生してるのかと思うと…そろ~りそろ~りといった慎重さでおとなしく生活していました。
2017年10月30日、産婦人科受診。
超音波に小さな生命が映った!
「体を丸めてるね~この点滅してるのが心臓ね!」と先生から説明を受け、嬉しいというより…良かった…大きくなってくれていた…という安堵感の方が大きかったです。
当たり前だけどまったく人間の形をしていない赤ちゃん。ジーっと見つめても「この子は私の子なんだな」という実感はまだ生まれてこないのに、どこかかわいいなと思う妙な気持ち。
次の受診までに母子手帳をもらってくださいね~と言われたので翌日まさこと一緒に区役所へ。
そのことについてはまた後日書きますね。
ではこのへんで!