レズビアン妊活③2016年6月 お兄さんの答えと改めて思うこと

前回の記事は以下リンクから

レズビアン妊活②2016年5月 お兄さんにアポを取る

2016.07.12

お兄さんの答えは既に出ていた

初めて会ったまこちゃんのお兄さん。

楽しく良い雰囲気だったこともあって、このまま笑って今日は終わり?

でもツンツンとまこちゃんに合図を送って話を切り出してもらうと…

お兄さんの中ではほとんど答えが出ていたようでした。

私たちの想いを伝える前に、
①法的にはどうなるのか?
②私の両親は精子提供を受けて子供をうむことに理解を示してるのか?
この2点について聞かれました。

お兄さんは最初から前向きな気持ちで来てくれていたみたいです。

もちろん、まこちゃんと私の子として育てるので認知してほしいと思ってないこと、母にだけは相談してるけれど理解まではしてもらってないことを話しました。

そしてお兄さんが将来的に結婚した場合迷惑をかけるのではないか?という気になっていた点も伝えました。

・・・が、
お兄さんはその点は気にしなくていいと、さらに自分の両親は自分が説明すれば大丈夫だから!と言ってくれました。

なんか…大丈夫らしい…!!

協力してもらうために理解してもらえるような説明と情熱!!!!とにかく頑張らなくては!!!と思っていたので…

「え?そんなに簡単に承諾してくれるものなの?」と拍子抜けしたし、お兄さんの懐の深さ…自由さ…

ありがたいです!!

そして横を見ると、
まこちゃんは、泣いていました。

ポロポロポロ・・・

お兄ちゃん子だったらしいまこちゃん。頼もしいお兄ちゃんだね~

否定的なこと(例えば世間体や子供がかわいそうじゃないか?等)は一切言われず、どんな方法でどう協力したらいいのかその手段を聞いてくれました。

私も泣きそうだったけど、彼女が一足先に泣いていたので…その方法を説明。

あまりにも上手く話が行き過ぎて…こんなことが私に起こるなんてね、ちょっと信じられない気持ちでした。

まこちゃんとお兄さんの関係性がしっかりと築かれていて良かった…!ありがとう!

改めて・・・子供を育てたい

お兄さんとお会いしたことで、
まこちゃんの器の大きさや明るさ、精神的な強さや優しさ…自由でのびのびした素晴らしい思考がどうして養われたのか少し理解できたような気もしたし、もしくは遺伝なんじゃないか?と。

そんなまこちゃんに育てられる子どもは幸せだなあ。

「子どもがかわいそう」だと言われても、私たちはそうは思わないんですよね。

もし本当に子どもを授かれば、奇跡。

エゴや不自然だと言われても、
奇跡が起こったら、私が生まれてきたことで味わえたことを、受け取った愛情を同じように受け渡したいです。また私とは異なる経験も世界も見て欲しい。

悲しいことも辛いこともそれはあると思うんですよ。どうして母が2人いるのか葛藤する日もあるかもしれない。普通がいいと思う日々もあるかもしれない。ただ、まだ生まれてもない、生まれてくるかもわからない子供に対して思うのは変でしょうが…「死ぬときに私たちの子で良かったな」と思ってもらえたら、もしくは私やまこが死んだあと…たくさんの愛情を思い出してもらえたら、と思うんですよ。

人生は短いのか長いのかわかりませんが、
幸せかどうかは、その時々また自分の成長段階に応じてその判断基準も変化しながら感じること。
不幸に思う日や時期があっても当然。それは誰だって同じ。

ですが、愛されている・愛してもらったという記憶や経験は、それが親でも親でなくても人生を豊かにしていく力になると信じています。生まれてくるかも知れない子供は母2人に愛されるのは間違いないです。

だから、私たちは「同性同士の子供がかわいそう」と言われても、(ある状況では、かわいそうっていう可能性がないとは言いませんしそれを否定もしませんが)、それが生まれてくるかも知れないその子の人生のすべてではないし、むしろその子にとって身を持って体感できる面白い家族経験になるかもしれない…そんな風に考えています。

いろんな考えがあると思いますが、
こんな人たちもいるんだなと思って頂ければ幸いです。

こんな気合を入れて日記書いていますが・・・私婦人科系弱いので、妊娠しにくい体質だと思います。

熱くなったなあ!ではこのへんで!

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