2003年 アメリカ映画 『モンスター』 レズビアン映画

 

~あらすじ~

娼婦のアイリーン(シャーリーズ・セロン)は、
バーで同性愛者のセルビー(クリスティーナ・リッチ)と出会う。

アイリーンの荒んだ様子にも関わらず
セルビーは彼女のことが好きになり、
やがて彼女たちは愛し合うようになる。

二人で一夜を過ごす為のホテル代を稼ぐ為に
アイリーンは客をとるが、客から暴行を受け、
逆に殺してしまう。

その後、二人の生活のためにアイリーンは
合法的な収入源を得ようとするが、
彼女の気性のせいもあって職業訓練を受けておらず
世間的な常識もない彼女が職に就くのは難しいことだった。

金銭的に窮し、
社会に受け入れられないことに絶望した彼女は
売春に戻ることにするが、
そこでまた衝動的に殺人を犯してしまうのであった。

Wikipediaより




~まこの独り言~
この作品で主演のアイリーン役を演じた
シャーリーズ・セロンの変貌ぶりに
ショックを受けました

 

charlize theron-tile

 

アカデミー助演女優賞がほぼ演技力で選ばれる
のとは異なり、主演女優賞は演技力よりも
その年の優秀な作品に出演し、且つ一番輝いた女優に
贈られる賞のイメージがあるのですが

彼女はハリウッド女優だからこそ厳しいと思われる
10数キロの体重増加などに取り組み
圧倒的な演技力で汚れ役を演じた結果
アカデミー主演女優賞に選ばれました

 

ちなみに、私が個人的に彼女に注目したのは、
「スピード」「マトリックス」に主演した当時人気のキアヌ・リーブス
「スカーフェイス」「ゴットファーザー」に出演した
名優アル・パチーノが共演した「ディアボロス/悪魔の扉」
キアヌ・リーブスの妻役で出演した時の
透明感のある愛らしい容姿と演技を見た時だったので

その時のイメージを崩したくなくて
この映画は意識的に見ないようにしていましたが
題材に興味深かったこともあり少し時期をずらして
見たのを覚えています

 

~まこの感想~
子供は親を選べないし
育った環境が良くも悪くもその人の考え方の
基礎を作ってしまうのかな…

この作品の主人公も
自らが望んでなくても
破滅の道を進んでしまう

ただ、最後の方で
彼女なりに愛する人を守ったところを見て
一時だけでも相手から
愛情や幸せをもらったという実感が
あったのだろうなと思えたところに
この映画の救いがあるように感じました




 

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